About
ずっと、作り手でいたい。
手づくり好きの母の影響で、幼い頃からクラフトに親しんできました。
母のすることに興味を持ち、一緒に手を動かす時間は、遊びのように夢中になれる楽しみでした。その頃に感じた「つくる楽しさ」が、今につながっています。
「ずっと作り手でいたい」
そんな思いから、最初につけた名前が「crafter-nao」です。教室の広がりとともに、その名前を略した「CRA’N」をロゴにし、「STUDIO CRA’N」を屋号としました。
シャドーボックスに携わって約30年。教室での指導に加え、作品展や作家とのコラボレーション展の企画、作品販売などを通して、その魅力を伝えてきました。
Naomi
Sawamura
澤村 奈織美
STUDIO CRA’N 主宰 / crafter-nao
Artificial Flower
Shadow Box
French Framing
Glasritzen
Cartonnage
Porcelarts
ClayCouture


作品について
「これが好き!」と思えるものをつくり、暮らしの中で楽しむ。花もクラフトも、飾る場所や過ごし方を思い浮かべながら、自分らしい表現を探していきます。
アーティフィシャルフラワー|暮らしに合わせて楽しむ花
生花の美しさや香りも大好きで、展示会では生花を飾っています。その一方で、普段の暮らしでは、水替えや器の扱い、ご家族の事情などから、花を飾ることが続かなくなる場合もあります。私自身も、日々の暮らしの中でそうした経験をしました。
そんななかで、アーティフィシャルフラワーの美しさに驚きました。水を使わずに飾れ、置く場所や器、色合わせを考えながら、暮らしに取り入れられる花。生花を飾りにくい暮らしにも、花を楽しむ選択肢があると気づきました。
花を選び、組み合わせ、自分の好きな表情に仕上げていく。その時間と、飾ったあとに続く楽しみを、レッスンでもお伝えしていきたいと考えています。
シャドーボックス|選んだ絵柄を、自分らしい作品へ
シャドーボックスは、プリントの絵柄を切り重ね、奥行きのある立体絵画に仕上げるものづくりです。もとになる絵柄を生かしながら、額や飾り方にも、その方らしい工夫を重ねていくことを大 切にしています。
より「自分の作品」として楽しめるよう、額の装飾、デコパージュ、額装などを学び、教室にも取り入れてきました。額に収めるほか、ポーセラーツで装飾したお皿に作品をあしらうなど、表現の幅を広げています。
材料を生かし、楽しみをつなぐ
お花もクラフトも、材料を大切にし、使える部分を生かしながら、形や飾り方を変えてみる。リメイクやリサイクルも取り入れながら、つくった作品を長く楽しむ工夫を、これからも大切にしていきたいと考えています。



60歳の個展をきっかけに、
お花の世界へ。
60歳の節目に開いた個展で、作品の重さや、細かな作業に必要な視力・手の力について、これまでとは違う課題を実感しました。
これからもつくり続けるために、自分に合う表現や楽しみ方を考えるきっかけになりました。
そこで心に浮かんだのが、以前から興味を持ちながら、あきらめていたお花の世界でした。
「習うなら、今」。そう思い、学び始めました。
花には、シャドーボックスとはまた違う、比べられないよさがありました。
暮らしのさまざまな場面に取り入れられ、飾る楽しみが広がっていく。その魅力を伝えたいと思い、お花の教室を始めました。
現在は京都・伏見(桃山)の自宅アトリエと竹田教室で、シャドーボックスをはじめとするクラフトと、「cran decor life」としてのお花のレッスンを開いています。
表現の幅が広がっても、大切にしている思いは変わりません。一人ひとりの「これが好き!」と、作品が仕上がる喜びを分かち合い、ものづくりが日々の暮らしの楽しみにつながる時間をご一緒しています。

教室で大切にしていること
ものづくりを通して、自分の「好き」に気づき、人と出会い、笑顔になる。扱うジャンルや生徒さんの年齢が変わっても、教室で大切にしている思いは同じです。
一人の自分として、作品を誇れる場に
シャドーボックス教室で作品展を企画したのは、生徒さんの多くが家庭を支える日々のなかで、ご自身の名前で作品を披露する機会が少ないと感じたことがきっかけでした。
「私の作品を見に来て!」と、自信を持って友人を誘える。つくり上げたものを自分の名前で紹介し、その喜びを周りの人と分かち合える。そんな場をつくりたいと考えてきました。
作品を通じて、人とつながる
一緒に手を動かし、作品を見せ合い、暮らしの話や情報を交わす。教室で生まれる人とのつながりも、大切にしています。年齢を重ねても、出かける楽しみや話せる相手がいること。教室が、人と関わり続けるきっかけになればと考えています。
子どもたちに、よく見て、
深く考える楽しさを
母とものづくりを楽しんだ幼い頃の経験から、子ども向けのワークショップにも力を注いでいます。形や素材をじっくり観察し、「どうなっているのだろう」「どうすればできるだろう」と考え、試してみる。想像する力とともに、よく見る力、深く考える力、粘り強く取り組む気持ちを育んでほしいと願っています。
道具を使うなかで、力の加え方や道具の働きを知ることも大切です。道具が手元にないときにも、目的に立ち返り、別の方法を考えてみる。そんな創意工夫や発想につながる経験を届けたいと考えています。
年齢を重ねても、
笑顔につながるものづくりを
上手よりも完成。
完成よりも意欲。
意欲よりも笑顔。
高齢の方への講習で大切にしている考えです。「やってみたい」という気持ちと、その方の笑顔を大切に、それぞれのペースでものづくりを楽しめる時間をご一緒したいと思っています。
